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杉本博司 本歌取り 東下り

¥3,850 税込

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私のアーティストとしての仕事とは、人が人となった頃の記憶を辿ること、そしてその記憶をさまざまな表現方法を駆使して、現代の人々にも見えるようにすることではないかと最近思うようになった。                              
——杉本博司


著者:杉本博司
頁数:226ページ(カラー:114ページ)
仕様:A4変形・ソフトカバー・観音有

前著『本歌取り―日本文化の伝統と飛翔―』から一年、杉本博司は数多くの新作を制作し、本歌取りについてもさらなる拡大解釈を進めていきました。そして人類の歴史そのものが本歌取りの繰り返しであると捉えた杉本は、本書でも6つの章それぞれのテーマから、その歴史を遡行しながら考察を深めていきます。
序章 人類の曙/第一章 書における本歌取り/第二章 芸能における本歌取り/第三章 写真における本歌取り/第四章 富士山における本歌取り/第五章 記憶喪失的本歌の無意識的集合による本歌取り/第六章 海景から宙景へ
観音で掲載された杉本新作《富士山図屏風》や貴重な法師物語絵紙の全図掲載など、100点以上の新作や蒐集品とともに語られる、ユーモアあふれる杉本節も健在です。


杉本博司
1948年東京生まれ。1974年よりNY在住。活動分野は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理と多岐にわたる。2008年建築設計事務所「新素材研究所」、2009年公益財団法人小田原文化財団を設立。日本の伝統芸能振興に努め、国内を始めパリ・オペラ座、グッゲンハイム美術館(NY)、リンカーンセンター(NY)、エスパニョール劇場(マドリード)など世界各地で公演を手掛ける。1988年毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)受賞。2010年秋の紫綬褒章受章。2013年フランス芸術文化勲章オフィシエ叙勲、2017年文化功労者。2023年日本芸術院会員に選出される。

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