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冬話(ふゆのはなし)

¥3,300

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絵・文・文字:コニー・マオシャン(猫珊)
頁数:56ページ
仕様:A4変形(168×297×9mm)・ハードカバー・穴あり
言語:日本語・英語・広東語
デザイン:松永路
発行:見山
制作・発売:くま書店
ISBN978-4-9914063-2-4 C0098

春、夏、秋、雨粒は人々の暮らす世界を通り過ぎていきます。そして冬が来ると、雪の粒となって、ゆっくりとしんしんと人々のもとへ降り積もります。駆け足で眺めてきた世界とふれあうことのできる時間がやってきたのです。ひとしきり森や山、そこに暮らす人々とふれあった雪たちは、また、水滴となって地面にかえり、海にかえり、空に昇っていきます。

本書の作者である香港の絵本作家コニー・マオシャンは、日本をたびたび訪れ、とくに新潟には何度となく滞在してきました。そんな雪深い十日町で暮らす人々や自然との交流のなかから生まれたのが、詩と絵で紡がれた本書『冬話』です。
あとがきでは、彼女と相棒ホンさんが、香港との二拠点生活の場として新潟に住んでみようと考えていたことが明かされます。雪国に滞在した日々のささやかなエピソードとともに、そこで出会った人々のこと、自身が香港で生きること、そして厳しい冬にも、そこにとどまることを選んだ人々への思いが静かに語られます。
その思いを知って本書を読み返すとき、作品に流れる雪の循環が、人と土地を結ぶ物語として、いっそういきいきと立ち上がってくるでしょう。

コニー・マオシャン(猫珊)
香港を拠点に活動する絵本作家、ライター、コミュニティマップのイラストレーター。ケンブリッジ大学大学院にて児童文学の修士号を取得後、2013 年にストーリー・テラーとして活動を始め、これまでに香港と日本で8冊の絵本を出版している。2014年には、街の木々に宛てたラブレターを募集するオンラインの「Tree Mailbox」プロジェクトを立ち上げた。2019 年には、新潟県十日町市の絵本と木の実の美術館にて個展「マオシャン・コニーは、ここからはじまった」を開催。また、彼女のイラストレーションは2026年のボローニャ国際児童図書展〈イラストレーターズ・エキシビション〉のファイナリストに選出された。日本で出版された絵本に、『ふなのりねこ チョイザイ』(ホワイト・レイブンズ賞受賞、くま書店、2025)がある。

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