自然とは何か——隈研吾の建築美学、22 世紀へのパースペクティブ
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著者:隈研吾
企画:姫路市立美術館
頁数:76ページ
仕様:B4変形・中綴じなし(スクラム製本)・フルカラー
言語:日本語
デザイン:林琢真、李依純(林琢真デザイン事務所)
写真:中道淳(ナカサアンドパートナーズ)
素材と場所から生まれる建築。隈研吾の現在地。
姫路の歴史的建築と世界的建築家・隈研吾の思想が交差する三つの展覧会を軸に、その創造の核心に迫る一冊。建築を「形」からではなく「素材」や「場所」から立ち上げるという隈独自の方法論を、「自然とは何か」という根源的な問いから読み解きます。 書寫山圓教寺という場の固有性や姫路の風土に根ざしたプロジェクト、さらに「バラバラ」「コツコツ」「ツンツン」というオノマトペによる建築思考までを多面的に紹介。姫路出身のデザイナー高田賢三へのオマージュとして提示された「コツゴツ」という概念を手がかりに、土地・人・創造の関係を新たな視点から浮かび上がらせます。 人間中心の近代建築を超え、自然と人間、素材と場所の関係を問い直す隈建築の現在地と、未来への視座が示されます。
もくじ
対談:建築は何処から来て、何処へ行くのか
解説:場所・素材・ことば——「自然」をめぐる隈研吾の思考と実践
1 圓教寺×隈研吾 生き延びるためのデザインワーク——これからの用の美
2 隈研吾流オノマトペで見る建築 姫路編
パラパラ/圓教寺
コツコツ/美術館
ツンツン/姫路城
3 隈研吾の「コツゴツ」哲学 過去から未来へ生き残るデザイン——髙田賢三へのオマージュ
コツゴツ
Takada Kenzo House Memorial Project Takada Kenzo House
はづき茶屋プロジェクト ハヅキ茶屋
マッチ・パビリオン・プロジェクト ツンツン庵
隈研吾(くま・けんご)
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授、日本芸術院会員。50を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『隈研吾 オノマトペ 建築 接地性』(エクスナレッジ)、『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』『負ける建築』(以上、岩波書店)、『日本の建築』『自然な建築』『小さな 建築』(以上、岩波新書)他多数。 https://kkaa.co.jp/
