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不死

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著者:西尾康之
頁数:376ページ
仕様:A5判・ハードカバー
デザイン:木庭貴信+青木春香(オクターヴ)

著者である西尾康之は、粘土に指を押し付けた痕跡をそのまま鋳型とし、石膏やFRP樹脂を流し込んで造形する「陰刻鋳造」という独自の技法で知られる彫刻家。彫刻の制作とちがい、文字を使えば脳内にあらゆるイメージをいくらでも再生できることに物理的制約からの解放を感じた西尾は、執筆に没頭する。完成したのは、不死という永遠に続く生の物語だった。本作は、不死が当たり前となった未来社会で、人間存在の孤独、愛、身体、倫理、社会、そして宇宙への旅立ちを描く長編SF叙事詩である。


15. もくじ:
第1部 特進高校
高校裏の修道院/疑似バクテリア/不死証明事件/人間の蛹/千葉に染み込んだ男
第2部 不死の時代
不死概説/精子採取センター/霊波動像作家/学術家/大江戸川区立高校/海洋都市/テストパイロット、K/空軍参謀試験/S研究室長の遭難/『セントアクィノス』/軍事レスキュー/Kと美貴の団地の扉/Sの愛人、血秋/美貴の暴走/犯罪自己申告聴取/海洋資源調査船と潜水艦/蘇生後の接続器/極大深度研究室
第3部 不死
宇宙への適合/Kの乗船/児書


西尾康之(にしお・やすゆき)
現代美術家、東京藝術大学美術学部彫刻科教授。1967年、東京都生まれ。1991年、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。作品は彫刻、絵画、CGなどの多分野にわたるが、主に陰刻鋳造という特殊技法によって彫刻を制作し、虚無をテーマとした作品発表を続けている。

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